HALLOWEEN
2021年10月31日はハロウイーンです。
ハロウイーンとは
古代ケルト暦の11月1日は、日本でいえば元旦でした。皆の先祖を祭る日であると同時に、1年の収穫に感謝する日でもあったのです。
この習慣が万世節となり、「ハロウィン」はその前夜祭として広まっていきました。現代のアメリカで中心に行われている行事で、すべての宗教的な意味をなくして、年末のクリスマスの次に大きな年中行事になっています。ちょうど、サマータイムが終わる時期とも重なって時節の切り替えになっているようです。
ちょうどこの頃に、かぼちゃの収穫時期であったので、種を取って顔型にくり抜いて、内側にキャンドルを置いたちょうちんを作ります。それを窓際に飾ったり、仮装パーティーを行ったりされています。
子供たちが、怪物や魔女、海賊に仮装して、「トリック・オア・トリート」(Trick or Treate)(「お菓子をくれないといたずらするぞ」)と言いながら、近所の家やお店などを訪ね歩いて、キャンディーやチョコレートなどのお菓子をもらう、子供中心のかわいい行事になっています。
かぼちゃちょうちん
英語で、「Jack-o’-lantern」(ジャック・オー・ランタン)(かぼちゃちょうちん)の名前の由来ですが・・・、ジャックという男が悪魔に嫌われて、死んだあと、天国と地獄の間をかぶ(伝説中では「かぶ」)をくり抜いた提灯を持って、永遠にず~とさまよったいう古い伝説から来ているのだそうです。
「Jack-o’-lantern」(ジャック・オー・ランタン)は、魔よけの意味もあるそうな・・。
この夜には、死んだ人たちが、「魔女」「鬼」「幽霊」「黒猫」などに変身して、地上に戻ってくると、アイルランドの伝説にあって、「かぼちゃちょうちん」をみても、仲間?と勘違いをして、悪さをしないらしいです。
日本では
日本でも「ハロウイン」は、ささやかながら各地でいろいろな行事が行われています。かぼちゃの大きさコンテストや学校・町を上げての仮装パーティーなどが、風物詩としてこの時期話題になります。
また、お店の飾りなどもオレンジ色をベースにして、かぼちゃをディスプレイすることが多く見られるようになりました。この時期、花屋さんの店先にも、オレンジ色や形がかわった小さめの”おもちゃかぼちゃ”「ミニパンプキン」を見かけることがあると思います。この「ミニパンプキン」は観賞用ですので、食用にはむきませんのであしからず。
★日本では、正月や旧正月などに、地方ごとに子供たちが各家庭を回ってお菓子や食べ物をもらう、日本版のハロウインのような習慣があります。・・・なので、クリスマスのように大きな年中行事にはなっていないようです。
ハロウイーン アレンジメント
”おもちゃかぼちゃ”は基本的に観賞用です。(食用ではありません。)
上の写真の他にも、いろいろな種類があります。
花屋さんの店先で見かけることがあるかと思います。
1個¥150~¥300ぐらいで販売されています。
1~2ヶ月ぐらい、そのままで置いておけるので、楽しんでみてください。
売っているおもちゃかぼちゃの中には、目や口のシール付のものもあります。
「ミニパンプキン」とも呼ばれています。